日記・コラム・つぶやき

2018年2月15日 (木)

「麦」2月号巻頭

「麦」の会長は対馬康子さん。
毎号、会誌の巻頭に数句。
2月号より……


 わが影はわれのみ踏めずいる冬日  康子


 枯園となる検索の行き止り  康子


 ロートレックの黒い靴下冬たんぽぽ  康子


 雪の赤い地下何も吐き出さない  康子


 花水引阿吽の狐くすぐられ  康子


同人の方の句もいいのだが、当然と言えば当然だけど、
「抜けている」感じである。

そろそろ3月号が届く。


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2018年2月14日 (水)

65歳

8日で65歳になった。13日、年金事務所に行って諸手続。
厚生年金の期間が少なかったので、金額は少ない。
それでも夫婦合わせれば、
カツカツで生活できるぐらいにはなる。

ここにちゃんと仕事をして年に200万ほどプラスされたら、
80歳までは何とかやっていける。

しかし、80歳まで健康が持つか……。

とにかくこれ以上衰えないように、「現状維持」をめざす。
人間、歩けなくなったら厳しいのだが、
足がだいぶ弱ってきた。
だるいと動かないので、大臀筋も細くなってしまった。

いまはエンジンもかけないバイクだが、
春からは少し動かしてやろう。


    白鳥が来ても未完の村に住み   麦より






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2018年2月 4日 (日)

飯田龍太賞

NHKが主催している全国俳句大会の中に「飯田龍太賞」というものがある。
15句一組。

これが先日発表になり、「入選」。
といっても、大賞、選者賞の次の20人の入選だから、
まあ「佳作」といったところだろう。



島動く                  片山一行

蒲公英を土へ埋める雄牛かな

艫に立つ人の背中のかげろへり

うみ風のふぶくところに虞美人草

雲の峰鳶の浮力を支へけり

いくつもの影かさなりて百日紅

芋の露泥の香りを取り込めり

どのやうに石はここまで初嵐

秋螢あたかも渓のいのちかな

秋鯖の赤むらさきの鰓ひらく

人去りし島の現れ良夜かな

秋深し縄文土器の出る孤島

指で息受け止めにけり死人花

たちまちに島の痩せをり狭霧かな

秋の蛇くさむらを出てくさむらへ

昼の虫それぞれ違ふ夜を持つ






……今年は何か大きな賞を取りたいものだ。

三鬼賞もダメだったようだしなあ……。






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2018年1月30日 (火)

寒さも少し峠を越したか……

ここ数日、晴れても昼間の屋外3度……などという日が続いた。
宇和島ではかなり雪が降ったらしい。
石鎚山は真っ白だ。


Img_0625


霊山の透けて流るる冬の風   一行


たましひを抱へ込みたる雪女郎  一行






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2018年1月28日 (日)

「麦」2月号より

前衛とまではいかないが、「麦」はいわゆる現代俳句である。
写生お構いなしという句も多い。

「よく分からないけど、いい」

ならいいと思うのだが、

「よく分からなくて何も感じない」

という句も少なくないように思う。対馬さんの域に達する人は
まだ少ないのだろうか。

それでも、「いいなあ」という句は多い。


  竜淵に潜む大玻璃戸歪みおり   上田昭子


  象の死が少し銀河を埋めている  中山宙虫


  コスモスの喜色鏡の向こう側  梅木俊平

来週中には、「麦」「銀漢」「角川俳句」「俳句界」計、約25句をつくらねばならない。

毎月こうなるのはきついかなあ……。






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2018年1月26日 (金)

今年中に詩集を出したい

『あるいは、透明な海へ』を上梓してから5年になろうとしている。
もう詩集は終わりと思っていたが、
もう一冊ぐらいいいかな……とも思い始めた。

そろそろ65歳。
これを区切りに出したいのだが、これまでと同じ「つくり」だと、
かなりカネがかかる。

去年は短歌の勉強をした。
しかし私は、詩を書いているときのほうが充実感はある。



  記憶でもなく道でもなく薔薇でもなく
  
  季節がこまぎれに

  動く

  私の内部に残されたものは

  むかしの記憶がくずれた水だ

  未来にはこれまで忘れてきた記憶が沈み

  波打ち際には溶けた絶望と溶けかけた希望がある

  太陽は無遠慮にいつもどおり光り

  当たり前の風がみどりの風になった

  それでも今日
  私にもあなたにも無関係に鳥が飛ぶ

    嘘つけぬ光ありけり星月夜


こうやって、非定型の現代詩に定型詩の俳句を嵌め込むことも、
2冊目の詩集で始めた。
今度出すとしたら、短歌を嵌め込んでもいいかな。


あまりあれこれやっていると、
結局どれもモノにならなくなる。
自分にとって、どの表現が心地よいか……

今年はそれを模索してみたい。

私の中では、俳句、短歌、詩……すべて貴重なものだ。
大切に守っていきたい。
そして、私にとって俳句も短歌も詩も、同じ自己表現の一手段である。
だから俳句、短歌、詩は互いにプラスに影響し合ってくれると思う。



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2018年1月25日 (木)

「麦」2月号、届く

ちょうど仕事と風邪が重なってウンウン言っているところへ、
「麦」2月号が届いた。
2/10までには10句以上つくらなければいけない。

まあ、何とかなる!


 わが影はわれのみ踏めずいる冬日   康子


 枯園となる検索の行止り  康子


 ロートレックの黒い靴下冬たんぽぽ  康子


 雪の赤い地下何も吐き出さない  康子


 花水引阿吽の狐くすぐられ  康子


……「枯園」と題の付いた巻頭句だ。

分かりづらさもあるが、何だか分からないけど、いい。
これが対馬さんの世界なんだろう。

私も自分の世界を追求したい。



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2018年1月20日 (土)

「麦」より

「麦」1月号の投句欄より……。


 ひそひそと泡立つしびん無月なり  五代儀幹雄


 稲の花空に大きな喉仏  関根信三


 火星より微風夜長の望遠鏡  越川 ミトミ


 大海の秋刀魚の夢を煙とす  望月哲土



こんな句が、薄い冊子にぎっしりである。
意味が分からなくても、何だか知らないけど「いい」
そんな句ばかりである。

はやくこの域に達したい。


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2018年1月16日 (火)

「麦の会」に入会した

対馬康子さんが代表を務める「麦の会」に入会した。

1月号の対馬さんの巻頭句から……




まぶたくちびるふとももに霜柱


寒禽を流しの下に飼っている


虫しぐれ術後の不意をつかれけり


酉の市灯の眩しさを悲しめば


銃創は火口のかたち息白し


むささびや貝抱く石を森の中

……これは、すごい。
新仮名遣いなので、私のすきな、ゑ、ゐ、やうな……
などが使えない。

私が旧仮名を好むのは、伝統云々ではなく、
この時代に旧仮名を使うことで別世界に行けるように感じるからだ。

ともあれ、同人目指してがんばろう。









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2018年1月13日 (土)

この冬一番の寒気がやってきた

とにかく寒い。
日中でも5度ほどしかない。宇和島では雪が降ったり止んだりだそうだ。

こちらはそこまで行かなかったが、風が痛い。
石鎚山は完全に冠雪した。

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    霊峰の白き頂き寒晴るる   一行






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