« 正木ゆう子 | トップページ | 望月周の堅牢さと自在さ »

2017年5月12日 (金)

再び対馬康子

望月周さんの句もいいのだが、
従来の俳句の枠を越え、しかも何かを強く主張するでもなく、
あくまで抒情的な対馬康子さんの句に、やはり惹かれる。


    花筏一筆箋のごとくあり   康子


花筏が延々とつながる様子を「一筆箋」のようだと詠む。
これは、できそうでできない。

かと思うと、


    突き出して野の色となる心太   康子


    水鉄砲夜のにおいの方へ撃つ   康子


という、詩的すぎる世界もある。
対馬さんの句が「異端」ではなく、ごく当たり前の俳句として読まれる……

そういう俳句界になってもらいたいものだ。

と言っている私は、まだ写生の入り口でウロウロしている。
あっと驚く写生句は、結社の壁を超えるものだ。

頑張ってつくっていきたい……。




俳句ブログランキングへ

« 正木ゆう子 | トップページ | 望月周の堅牢さと自在さ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2060717/70544195

この記事へのトラックバック一覧です: 再び対馬康子:

« 正木ゆう子 | トップページ | 望月周の堅牢さと自在さ »