2017年11月17日 (金)

いよいよ寒波……

この冬一番という寒波がきた。
東京でも、朝は5度。愛媛でも同じだ。
さすがに堪える。



   凩の先端にある強さかな   一行



   木の葉蹴るこの時代にはうそ寒さ   一行



   木がらしや東京の日のありどころ   芥川龍之介



俳句ブログランキングへ

2017年11月16日 (木)

一気に寒くなってきた

ここ2年ほど、寒さが堪えるようになってきた。
もともと私は暑がり、汗っかきで、
真冬でもセーターを着ることは、まずなかった。

しかし一昨年あたりから「寒さ」を感じるようになった。

これも「老化」のひとつらしい。
人間はこういうふうに老いていくのかなあと弱気な昨今。


   落葉にはそれぞれ老いのひとつづつ   一行




俳句ブログランキングへ

2017年11月15日 (水)

俳句結社「麦」

「麦」という結社がある。対馬康子さんも重要な役どころだ。
現俳協の結社なので、私の所属している「銀漢」とは、まるで違う。


銀漢ではいろいろ指導していただいているのだが、
いまひとつしっくりこない。

「麦」入会も考えているところだ。

 ヨット出て湖の真中の旗となる

死者に手紙春の落日音もなし

雪嶺や額の烙印消すすべなし


冬の月のぼる静かに行方賭ける


暑き夜やひそみて重き海の音



万緑や病みてかなしき力瘤



泉に童乳すうときの口をして



久しく書かざりし誇の一字鳥帰る



枯木澪なしゴンドラの月渡すなり



骨壺のぬくみ死してはじめて抱きし父


俳句ブログランキングへ

2017年11月13日 (月)

そろそろ寒くなる……

立冬も過ぎ、朝晩だいぶ寒くなった。
12月になる頃から一気に寒くなるだろう。




   湾ごとに違ふ沖あり秋日かな  一行


   とむらひの列のひとすぢ火の恋し  一行


   犬の目にゑのころ草の枯れてゐる  一行


   蚯蚓鳴くふそくの火の揺れてをり  一行


   月光にふるへるコイン精米機  一行


   ケント紙の何もなき白秋の虹  一行


久しぶりにバイクに乗ろうと思うのだが、
あの重いバイクを動かすのがおっくうになってきた。

昔は楽しかったんだけどなあ。

体力の衰えをしみじみ感じる初冬の夜である。





俳句ブログランキングへ

2017年11月10日 (金)

米中の猿芝居

トランプが中国を訪問した。
あれほど口汚く罵っていた国に、「最高の歓迎だ」と。

恐らくしばらくすると、また中国を非難するだろう。
どちらが正しい云々以前に、定見がなさすぎる。



この猿芝居はどこまで続くのか。



朝日川柳に、こんなのがあった。


   妻たちに「平和」と書かせ武器売買   島田礼子


   トランプのポチを選んだ嵐の日   安延春彦


歴史は繰り返すと単純に言われる。それだけ人間は愚かだということだ。

何だかんだと理屈をつけて、「今」を正当化する。


   国宝に触れることなし文化の日   一行


俳句ブログランキングへ

2017年11月 9日 (木)

冬は少しずつ……

昨日、リポビタンDを一気飲みし、だーっと仕事をした。
朝7時までかかったら、目鼻がつき、眠ろうと思ったら
なかなか寝付けない。

やっと深い眠りに入ったのは正午前である。

こんな生活しているから、心身共にピリッとしないんだと思う。


    冬うららじわりと海の色変はる   一行


    凩や殉教の島ふるはせり   一行



今年度の「角川俳句賞」は、在京時代に句会でもご一緒した
月野ぽぽな さん。

いつもハイな人だが、どこか心の闇のようなものがあるかも……
と思っていた。

ご自分のことかどうかわからないが、受賞句にこういう句が――。


   もてあます葡萄ひとつぶほどの鬱   ぽぽな


なるほどねえ。こういうふうに詠まなければ……。


   冬に入る感情線を握りしめ   ぽぽな


これなど、どこが良いのかなあ、とも思うけど……。


俳句ブログランキングへ

2017年11月 8日 (水)

立冬

7日は、24節気の中の「立冬」。
暦の上ではこの日から冬になり、つくる俳句も冬の季語になる。
ただ12月初めぐらいまでは、まだ秋の名残がある。


   公園にゴッホの耳が冬立てり   一行


   冬立ちて木製の椅子庭に出す   一行


   立冬の海を彷徨ふ意識あり   一行




なんとなく体がだるい。
このブログは毎日書く、とは決めてないが、せめて3日に1度は書きたい。
ここのところその目標はクリアできていたのだが……。


俳句ブログランキングへ

2017年11月 1日 (水)

11月!

あれよれよで、11月である。

一昨年あたりから、「加齢」の下降線が急になり、
上京するのもきつくなってきた。
まだ64歳なのに早すぎる。

そう思ってトレーニングしたり歩いたり……
するとかえって疲労がたまる。

筋力は落ちる一方で、ますます疲れやすくなる。

ときどき、「老い」を意識するようになった。


   秋霖や密度の高きもの浴びる   一行


   秋茜空に止まつてゐる自由   一行


   秋夕焼ゆつくり歩く人の背に   一行



銀漢11月号に掲載された「同人近詠」より3句。

11月末までに、西東三鬼賞など、だいぶつくらなければならない。
しかし仕事もある……。

もう少し元気ならと思う昨今である。






俳句ブログランキングへ

2017年10月31日 (火)

木枯らし一号

東京では、木枯らし一号が吹いた。
この「木枯らし一号」は、大阪と東京だけのもので、
四国や九州では使わないらしい。



   凩に抱え込みたる棘のある   一行


   その先に雲の広がり烏瓜   一行


   酸つぱさの中に海あり青蜜柑   一行


   画用紙に水平線を描く爽気   一行


   小鳥来る始発電車の決まり事   一行


   残る蚊の死角より来るけはひかな   一行


   鳥渡る柩に入れし花の芯   一行


   行間のひろがるところ夜長かな   一行


   涙までかたまつてゐる鵙の贄   一行


   先端に夜明け生まるる冬木立   一行


   橋渡るときに山茶花散りにけり   一行




ほとんどが、去年つくった句である。

それなりにまとまっているかもしれないが、物足りない。
こんな句を追い求めたい。



   秋茜空に止まってゐる自由   一行





俳句ブログランキングへ

2017年10月29日 (日)

台風接近

また台風が来ている。
今度のは小さそうだが、小さくても台風は台風。




   一湾の潮の膨らみ台風圏   一行



画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、テーブル、食べ物、室内

昨日はびりびりの戻り鰹の刺身と、藻イカの刺身。
宇和島ならではである。



俳句ブログランキングへ

«久しぶりに宇和島